会社名 | 有限会社 コートヤード |
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代表者 | 代表取締役 新田美砂子 |
設立 | 2006年(平成18年)5月 |
OFFICE | 〒272-0023 市川市南八幡5-11-17 |
Eメール | nitta@courtyard.co.jp |
新田 美砂子 プロフィール
農産物プロデューサー フードデザイナー
有限会社コートヤード代表取締役
約20年前に野菜料理研究家からスタートして1,000件以上のレシピを開発した後、もっと農業の現場のことを知りたくなり、農産物の生産や販売に関わりながら、マルシェの立ち上げや各地の六次産業化や食による地域活性化のコンサルティングなどを行うようになりこれまで、50件以上の案件のご支援をしてきました。
食の専門知識&農産物の現場での経験を活かして、畑と食卓をどう繋ぐかをお客様と一緒に考える女性で唯一の農産物のマーケティング専門家として活動しています。
メニュー・商品開発のノウハウを理論化したオリジナルメソッド、食の基礎知識や経験値を高めるためのオリジナル体験学習プログラムやワークショップを提供して、食に携わる全ての方々が持続可能な食作りへの支援や、スキルアップや若い人達の食への関心を高めるための活動も行っています。
欧州向けの輸出貿易の支援も行っております。公的機関のサポートではわからない細かい点をサポートしたり、フォワーダーや相手国の輸入業者とのやり取りも行っています。
また、情報過多でわかりにくくなっている食や農に関する疑問や課題を、フラットな立場でなるべくわかりやすく講義や講演で説明しています。
趣味・特技
旅行、知らない街で美味しそうな店を探すこと
どこか知らない町に行くと、
必ず市場やスーパーマーケットに立ち寄ります。
その土地の食文化や新しい食材
と出会えるとワクワクします。
そしてお腹が空いたら、
街を歩きながら店構えや外のメニューなど見て、
美味しそうなお店やコストパフォーマンスがよいお店を探すのが
得意です。
コートヤードの業務
豊富な食の知識×現場経験に基づいたコンサルティング
野菜料理家として企業・メディア向けにレシピ開発を1,000件以上行った後、野菜の事がもっと知りたくなり、全国各地の生産者を見て回ったり、少量多品目野菜の畑で野菜作りを手伝いながら、マルシェ立ち上げから運営スタッフとして直接販売の現場を約5年間経験しました。
マルシェでは生産者と一緒に、どうやったらお客様に買ってもらえるかを店頭で工夫したことが、農産物の個性を活かした売り方、加工方法、調理方法などのコンサルティングの礎になっています。
これまで農産物や地域食材を使った外食・中食のメニュー開発や、ホテルなどの食フェアの企画、各地の地域産品を使った商品・メニュー開発、展示会プロデュース、クッキングショー等を数多く手掛けてきました。
それぞれ環境や条件が異なる農産物を最大限に活かすには、他の成功事例を横展開すれば上手くいく訳ではなく、様々な要素を考慮しなければなりません。ですから必ず現場をよく見て、お客様からヒアリングして、それぞれに合った最適な解決方法を一緒に考えていくように心がけています。
また、農産物は「商品」であると同時に「植物」であり「食品」でもあります。ですから、「植物」&「食品」としての知識やノウハウを持つことが、質の高い「商品」作りに繋がると考えています。
私の強みは、料理の世界で培った豊富な食の知識や経験と、現場で培った農産物に関する知識や経験に基づいた現実的で丁寧なコンサルティングが出来ることです。
女性で唯一の農産物マーケティング専門家
商品開発やメニュー開発というと、料理の専門家や食品メーカーさんに依頼すればいいとイメージする方が多いのですが、開発で最も重要なのは、おいしい料理や商品を作れる技術やノウハウではなく、土台になるコンセプト作りです。料理の専門家からスタートした私は、もっとお客様に満足していただくためには、土台作りをしっかりとサポートできる人材になりたいと考えて、改めてマーケティングを学ぶ必要性を感じました。
そこで、50歳を過ぎてから経営大学院に2年間通いMBAを取得して、コンセプト作りから販路開拓サポートまで一貫して出来る女性で唯一の農産物のマーケティングの専門家として活動しています。
銀座の茨城県アンテナショップのトータルコンサルティングで売上を150%以上にUP、高糖度トマトのトップブランド「アメーラ」のコンサルティングなども手掛けています。また、野菜カット工場の新規事業策定等のコンサルティングなども手掛けています。
農業や農産物の世界はまだまだ男性社会です。女性の視点や感覚を活かすチャンスがあると考えていますし、これまでの慣習に囚われずに新しい事、ワクワクする事をして、畑と食卓を繋いでいきたいと思っています。
商品・メニュー開発のノウハウを理論化したオリジナルメソッドを開発
農産物はもともと平準化・均一化が難しい食材です。更に気候変動や災害によって、これまでの大量生産大量消費時代のモノ作りの考え方だけでは通用しなくなってきていて、今あるものから何をどう作れるかという柔軟な考え方が求められる時代になりました。
柔軟に多様なものを作る為には、毎回ゼロから作るよりも何か基になる理屈があると楽になります。
そこで私のメニューや加工品の組み立て方の暗黙知を見える化したメソッドを開発しました。
それが、農産物をいろいろ沢山美味しく食べるためのオリジナルメソッド「Misako’sメソッド」です。
このメソッドを理解していただくと、誰でも開発力が身に付いて、効率よく開発がしやすくなる、人材不足の解消にも役立つというメリットがあります。
「知っている」から「できる」力を養う食の体験学習プログラムを提供
商品開発やメニュー開発がスムーズにできるようになるためには、食品や調理の基礎知識も必要です。
しかし、食環境や学習環境や内容の変化によって、食に関する知識を体得する機会が減少してきました。
「知識」といっても、ただ知っているだけでは実践で役に立ちません。「知っている」から「できる」に変えるには、体験学習がどうしても必要です。そこで、理屈(メソッド)に加えて、食の「基礎的知識の習得」と「知識を活用できるようにする」ための育成プログラムを開発しました。
この体験学習とは、自分で考えたり、五感で感じたり、他者と対話することで、表現する力や、食に対する感度を高めていくことを目的としています。
畑でのワークショップ、調理ワークショップ、食べ比べワークショップなどを、食に携わる仕事をしている方々や、未来を担う若者にオリジナル食の体験学習プログラムで提供しています。
食や農をわかりやすくフラットに伝える
農産物や料理に関する情報に関して、「どれが正しいのですか?」「本当なのですか?」と聞かれることがよくあります。それだけ食や農産物に関する情報が巷で溢れていて、情報をどう選んだらいいのかわからなくて困っている方々が増えているのだと感じています。また、農産物や食の情報の中には誤解されて拡散されているものもあります。
私は、これまで多くの食と農に携わる方々と知り合い、お仕事をさせていただいてきました。川上から川下まで様々な経験を通して得た情報や知識が私の財産でもあります。この財産を活かして、講演やメディアなどでは、フラットな立場で、食や農の事をわかりやすく伝えることで、お役に立ちたいと考えています。
そして、一人でも多くの方々に食や農への理解を深めていただきたい、豊かな食生活を楽しんでいただくための一助になれればと思っています。
≪主な学歴と現職≫
法政大学大学院イノベーションマネジメント研究科卒業 経営管理修士(MBA)
法政大学大学院イノベーションマネジメント総合研究所 研究員
城西国際大学 経営情報学部 講師
NPO法人 野菜と文化のフォーラム 理事
日本野菜ソムリエ協会 講師
オーガニックプロデューサー
ワークショップデザイナー など
事業内容
- 農産物のマーケティング全般
(商品企画、商品戦略立案、開発、改良、販路開拓、販売促進支援など) - 農畜海産品を使った商品開発・メニュー開発 (地域資源の活用など)
- 農産物の輸出支援
- 新商品開発や食品学の研修プログラム・ワークショップの提供
- 食イベントの企画・運営
- 講演・執筆活動