高野豆腐は焼くとお肉のような食感とボリューム!
身近な野菜とストック食材(缶詰、乾物、水煮など)を上手に使ったおうちご飯を紹介します。
常温で保存できるストック食材は、使い方がわかればとっても便利。災害時用にローリングストック食材としてもおすすめです。
野菜には抗酸化力や免疫力が多く含まれていますし、色や香りや食感など五感を満たしてくれる食材なので、ストレスを和らげてくれます。
材料(1人分)
- 高野豆腐 20g
- 塩・こしょう 少々
- 片栗粉 大さじ1
- しょうが 2g(微塵切りで小さじ1/2)
- 玉ねぎ 20g
- 人参 10g
- キャベツ 40~50g
- ピーマン 1/4個
- サラダ油 大さじ2
- ごま油 小さじ1/2
- 合わせ調味料
- 味噌 小さじ1
- 砂糖 小さじ1/2~1(味噌の辛さで調節)
- 酒 小さじ1
- 醤油 小さじ1/2
- 塩・こしょう 少々
作り方
①高野豆腐はお湯で戻して、拍子木切りにして水気をしぼり、塩こしょうをして、片栗粉をまぶしておく
②キャベツは一口大に切り、その他の野菜は薄切りなどにしておく。(硬いものは薄目か小さ目に切る)
③鍋にサラダ油大さじ1を入れて、①の高野豆腐を広げて両面を焼いて取り出す。
④鍋にサラダ油大さじ1を入れて生姜を軽く炒めたら、その他の野菜を加えて炒める。
⑤野菜類が少ししんなりしたら、高野豆腐を戻しいれて、合わせ調味料を加える。仕上げにごま油をかけて混ぜる。
- 高野豆腐はメーカーによってサイズがいろいろです。ボウルにお湯を入れて、その中に高野豆腐を入れると、大きなものでも5分位で柔らかく戻すことが出来ます。
- 一緒に炒める野菜は冷蔵庫に残っている野菜など、何でもOKです。
- お味噌は甘めから辛いものまであります。合わせたら必ず味をみて、調整して下さい
- お味噌についてはこちらに詳しく書きました。
今日のお勧めストック食材 「高野豆腐」
高野豆腐は、豆腐を凍結させて低温熟成させたあと、乾燥させた保存食です。精進料理など和食ではおなじみの食材ですね。
良質の植物性蛋白質の宝庫で、食物繊維やミネラルや微量要素も含まれています。野菜のビタミン類と合わせたらバランスがよくなり、ばっちりですね。
大豆の旨味がぎゅっと濃縮されているので、含め煮か卵とじなどの和食に限らず、中華やエスニックや洋風にも色々活用できる、是非おすすめしたいストック食材です。
最近大豆ミートが流行っていますが、その代わりに高野豆腐で出来るお料理が沢山ありますよ。
きのこ類を加えるとグッと美味しくなる
野菜は、キャベツの代わりに、小松菜や白菜などの葉物、玉ねぎは長ネギでもよいですし、炒めることができる野菜なら何でも入れて大丈夫です。
できれば、このレシピにキノコ類を加えることをお勧めします。
キノコ類にはグアニル酸といううまみ成分があります。高野豆腐や野菜のもつうまみや味噌のうまみなどと違ったうまみを持っているので、相乗効果でもっと美味しくなります。
キノコは、ホームフリージングが出来ます。
一番使いやすく、解凍後も食味がよいと思うのは、しめじだと思います。
(写真は2色のしめじの冷凍したもの)
災害時に最も不足するといわれているのが野菜
家に炭水化物である米や麺類はもっている人が多いと思いますが、もし野菜が入手可能なら、積極的に野菜を沢山摂って健康を保って欲しいと思います。
生鮮野菜が入手できなければ、冷凍野菜や乾燥野菜、水煮などを上手に活用して下さい。野菜には災害時を乗り切るチカラがあります。