身近な野菜とローリングストック食材(缶詰、乾物、水煮など）を上手に使ったおうちご飯を紹介します。
常温で保存できるストック食材は、使い方がわかればとっても便利。災害時用にローリングストック食材としてもおすすめです。
野菜には抗酸化力や免疫力が多く含まれていますし、色や香りや食感など五感を満たしてくれる食材なので、ストレスを和らげてくれます。
こういう時だからこそ、野菜が手に入るならば、沢山食べて健康を維持してほしいです。
春キャベツとあさりのさっと煮
材料（１人分）
- 春キャベツ １/５玉程度（１００ｇ）
- あさり水煮缶 １/２缶（６５ｇ程度）
- 生姜スライス １～２枚
- 酒 大さじ１
- 水 大さじ２（３０ｃｃ）
- ごま油 小さじ１/２
- 塩 少々
作り方
①キャベツは一口大に切る（ちぎってもよい）
②フライパンにあさり缶、生姜、酒、ごま油を入れてひと煮立ちさせる
③キャベツをいれて蓋をして中火にかける
④１分位したら、軽く混ぜてさらに１分蒸し煮する （キャベツがしんなりしたらOK)
お好みで、黒胡椒をかけても。
今日のお勧めストック食材「あさりの水煮缶」
あさりの水煮缶はカニ缶や帆立缶より安くて、貝の汁も使えて便利。
貝にはコハク酸というアミノ酸があり、それがうま味成分なので、出汁いらず。むき身なのですぐに使えます。
今日のお勧め野菜「春キャベツ」
春キャベツが旬です。春キャベツは柔らかいので、生食やさっと火を通すぐらいの短時間加熱がお勧め。国産の野菜は豊富にあるので、是非買ってくださいね。
別の野菜でも作れます
今が旬の春かぶ（皮ごと６～８等分のくし形切り）や、アスパラガス（斜めにカットする）、小松菜やチンゲン菜など（ザク切り）の青菜、新玉ねぎ（スライス）でも同じように作れます。これらの野菜をキャベツと一緒に使ってもOK。
今日のポイント！
ポイント1：あさりの水煮缶が余ったら
クラムチャウダー（牛乳＋玉ねぎ、人参、じゃがいも）や、ボンゴレパスタ（スープパスタっぽくしてしまう）、あさり炊き込みご飯、深川飯などにも使えますよ。（余ったものは缶からタッパー等の容器に移し替えて冷蔵庫で保管してくださいね）
ポイント2：キャベツが残ったら
一度に野菜は使いけれないし、冷蔵庫でロスになりがち。
生でちぎって、生姜を刻んで混ぜたお味噌をつけて食べても、それだけで美味しいです。
災害時に最も不足するといわれているのが野菜
家に炭水化物である米や麺類はもっている人が多いと思いますが、もし野菜が入手可能なら、積極的に野菜を沢山摂って健康を保って欲しいと思います。
生鮮野菜が入手できなければ、冷凍野菜や乾燥野菜、水煮などを上手に活用して下さい。野菜には災害時を乗り切るチカラがあります。