長期保存可能な優良野菜×缶詰のナイスコンビ
身近な野菜とストック食材(缶詰、乾物、水煮など)を上手に使ったおうちご飯を紹介します。
常温で保存できるストック食材は、使い方がわかればとっても便利。災害時用にローリングストック食材としてもおすすめです。
野菜には抗酸化力や免疫力が多く含まれていますし、色や香りや食感など五感を満たしてくれる食材なので、ストレスを和らげてくれます。
材料(2人分)
- 長芋 250g程度
- 塩・こしょう 少々
- オイルサーディン 5本
- マヨネーズ 大さじ3
- 粒マスタード 小さじ2/3
- 塩・こしょう 少々
- 素焼きナッツ 大さじ1(くるみ、アーモンド、カシューナッツ等)
- パセリ 適宜
作り方
①長芋は、皮をむいて5~6 mm幅に輪切りにして、塩・こしょうを軽くして、薄くオイルを塗った耐熱皿に並べる。
②ナッツはみじん切りにする。パセリはみじん切りにする。
③マヨネーズ、粒マスタード、塩・こしょうを混ぜておく。
④長芋の上にオイルサーディンを並べる。その上に③のソースを塗る
⑤その上に、ナッツ類とパセリみじん切りを散らす。
⑥170℃のオーブンで、約12~15 分程度加熱する。
- このレシピは、長芋はしゃきしゃきした食感になります。もしもホクホクした食感が良い方は、スライスした後に軽くレンジで加熱するか、フライパンで軽く炒めるか、長めに焼くかして加熱時間を多めにしてください。
- 残ったオイルサーディンの油は、鰯の旨味がはいっています。その匂いや味が気にならなければ、料理に使ってもいいと思います。(例えば残ったオイルサーディンと残ったオイルを使ってパスタを作るとか、具材を入れてアヒージョにするとか)
ただ、意外に魚の香りが強いので、料理に残ったオイルを全部使うと、料理が魚臭くなったり、ちょっとしつこい感じになるので、気になるようなら半分ぐらい缶のオイルを使って、残りはオリーブオイルを使うなど工夫して下さい。 - サーディンの代わりに、カットしたアンチョビを散らしても。
- ナッツの代わりにパン粉を散らしても。
今日のお勧めストック食材 「オイルサーディン」
オイルサーディンは、真鰯の頭とお腹を取り除き、塩水に数時間付けた後に、オイル煮した加工食品です。ツナ缶やサバ缶と違って、小さいけれど魚の形をしているので、魚まるごと感があって見栄えもよいのが特徴ですね。
アンチョビとの違い
アンチョビは、カタクチイワシを、三枚におろして、数か月間塩漬けした後、オイル漬けをしたものです。
ですから、アンチョビの方が、塩でしっかりと漬けこんでいるので、しょっぱいですよね。それに対して、オイルサーディンはそのまま食べてもちょうどよい味です。ですから、そのままサラダに入れたり、パスタの具にしたり、バケットの上にのせたり出来ます。
もうひとつのお勧めストック食材 「素焼きミックスナッツ」
- コンビニでよく売っている素焼きミックスナッツは、手軽に栄養がとれて、お料理にも使える便利な食材です。
- ナッツ類にはビタミンEや、体に良いとされているオメガ3脂肪酸などが含まれています。ビタミンEは免疫力アップにつながる力を持っています。ナッツを加えることで簡単に栄養価がアップするのは便利ですね。
- 例えば炒め物に入れたり、刻んでサラダのトッピングにしたり、今日のお料理のようにグラタン系に散らしたり。もちろん小腹が空いたときに、そのままつまんでも。
- ナッツ類は酸化すると食味が悪くなるので、早めに食べるかチャック付き袋がお勧めです。
今日のお勧め野菜 「長芋」
長芋はいも類の中で唯一、生食できる芋です。しかも、かなり長期保存が可能で、栄養もある優良野菜なので、冷蔵庫にストックしておくと便利です。
生でカットしてシンプルにお醤油をかけて食べても美味しいですが、揚げたり焼いたり、炒めたり、煮たりと、様々な加熱調理にも向きます。ステーキの他、フライドポテトや、炒め物、煮物、漬物など、かなりオールマイティーなお芋です。また、火の入れ方を変えれば、シャキシャキやホクホクといった違った食感が楽しめます。
長芋は、ねばねば野菜の一つとして有名ですが、腸内環境をよくする働きが強いと言われてます。免疫細胞は腸内で作られると言われていますので、、腸内環境を整えることは大切です。
もしも店頭で真空パックに入った長芋が見つかったら、通常のパックよりも長期保存ができるので、そちらを選んでください。開封後はなるべく早めに使い切って下さい。
開封して、ちょっと時間が経ったものは、生食を避けて、加熱調理にどんどん使って下さい。
災害時に最も不足するといわれているのが野菜
家に炭水化物である米や麺類はもっている人が多いと思いますが、もし野菜が入手可能なら、積極的に野菜を沢山摂って健康を保って欲しいと思います。
生鮮野菜が入手できなければ、冷凍野菜や乾燥野菜、水煮などを上手に活用して下さい。野菜には災害時を乗り切るチカラがあります。