年末に、JICAのカンボジアの起業家向けアクセラレタープログラムで、食品農業関連の社長2名を現場視察コーディネートさせていただき同行しました。

今回お連れしたのは、昔からずっとお世話になっている芝山農園(ローソンファーム)さん。

現場を見ながら、農産物の加工や出荷調整、契約栽培との連携の仕方、販路拡大等の課題の解決方法などを篠塚社長とディスカッションしました。

篠塚社長とカンボジア社長2名と

日本人同士の話よりもお互いベースが異なる人同士の話は、核心をついた話になり、私自身が勉強になりましたし、面白かった気がします。
(でも英語で説明するのは本当に難しい、、、、汗)

アジア人スタッフ

日本の農業法人というと、海外研修生を使い捨てのような労働者として扱っているところの話を聞きますが、こちらの特殊技能スタッフは、10か月労働したら、2か月休みでその間に帰国するそうです。帰国の際、日本人スタッフも一緒にその国に行って相互交流する取り組みもしているそうです。

洗浄前の大根

自販機

農園訪問の最後には、芝山農園の自販機で焼き芋と芋けんぴをゲット!

彼らもすごく美味しいと喜んでました。

ちなみに、こちらの寝た芋シリーズは私も大好きです(^^♪

(一昨年の千葉の逸品の金賞受賞商品でもあります。)

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そのあとに、成田のイオンにも行き、野菜やフルーツ売り場を説明しながら見て回ったりしました。

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やはりイチゴとシャインマスカットが好きみたいでした☆

行き帰りの車の中でもお二人と日本の農産物や輸入食品などについて話ができて有意義でした。

カンボジアは農業国ですが、彼らの話を聞いていると、日本の30年位前と似ているような部分もあったり、全く異なる部分もあるようでした。今すごく成長している国ですので、今後どうなっていくのかが楽しみです。

農と食を国境を越えて繋ぎたい

物を海外と売り買いで繋ぐのではなく、
海外と日本の農や食のビジネス連携や人と人を繋ぐのはこれからも必要とされるはずです。
支援するばかりはなく、協業などの可能性も大いにあります。
今回のような仕事は、現場の事が解っていたり、日本の農業の事を俯瞰して理解していないとできない仕事だと思います。

これまで様々な現場をみてきたり、関わってきた経験と、農や食の知識や情報やネットワークを活かせる仕事なので、また機会があれば是非このような仕事をやってみたいと思います。