2013年8月6日(火)モーニングバード内のじっくりサーチ「新顔野菜特集」において、
白茄子(クララ)&コリンキーかぼちゃの家庭向けの手軽なメニューをご紹介しました。
新しい野菜は、食べ方や使い方の提案をしないと浸透していきません。
弊社では、これまでも生産者と繋がりながら、新しい野菜を使った料理の紹介イベントや、外食向けにどう売り込むかというコンサルティングや、外食で新しい野菜をどう活用すればよいかなどのコンサルティングなども行ってきました。
新しい素材を食卓に浸透させるためには
人は知らないもの、食べたことがないものは購入しません。どこでどう食べ手や使い手とタッチポイントを作るかです。それが、アイテムの特性によって異なるので、こうすればよいと一概に言えないところです。
更に、その素材の特性や生産状況等を多角的に調べて、ニーズやターゲットに合わせてメニュー化していくことが重要だと思います。
紹介したメニュー
■コリンキーのナムル
生で食べられるコリンキーカボチャ。夏野菜のインゲンやパプリカも一緒に
使用して、抗酸化力の高く、簡単に作れる和え物にしています。
コリンキーは漬物やサラダ向きと言われています。
■白茄子の冷製ポタージュ(品種:クララ)
白なすのコクのある味わいとクリーミーさを生かして、ポタージュスープに
仕立てました。
スライスした玉ねぎ、少量のじゃがいも、白茄子をバター&油で炒めて
ブイヨンで煮てミキサーにかけ、牛乳、生クリーム、塩・こしょうで仕上げた
ものです。不思議なことに、このスープはマッシュルームのような香りがする
のです。ナスっぽくない味なので、ナス嫌いの方でも大丈夫です。
白茄子はアクが強く、果皮が厚いので、目的や状態によって処理の方法を変える必要がある素材です。