2022年12月18日にOAされた、テレビ東京「CHANGE MAKER U-18」において、決勝戦の審査員として出演させていただきました。

この番組は、こちらのYoutubeでご覧になれます
https://www.youtube.com/watch?v=xpXdEKllJJk

番組公式Twitter
 (最後に高校生と審査員、MCなど全員での集合写真が載っています)
https://mobile.twitter.com/changemakeru18

この番組は、⽇本の未来を変えるようなエネルギー溢れる⾼校⽣を発掘し、全国の⾼校⽣⽇本⼀を決める、今年 2 回⽬の開催を迎えるプレゼンコンテストです。
今年のプレゼンテーマは、『⾷の未来』

今、⽇本が抱える様々な⾷の課題に対し、チームを組んだ⾼校⽣が⼀丸となってその解決法を探求し、1次・2次審査を通過したチームが、決勝⼤会でプレゼンを行いました。

番組MCは加藤浩次さんで、審査員は私の他にひろゆきさん(2ちゃんねる開設者)、山川龍雄さん(日経ビジネス編集委員)、平原依文さん(社会起業家)、井上能孝さん(株式会社ファーマン代表取締役)でした。私は、食と農のプロデューサーという立場で審査員として参加しました。

全国から約250チームがエントリーして、最終審査に残った5組の高校生のプレゼンはとても内容がしっかりしていました。学校給食から食品ロスをなくす、森のやっかいもののジビエと荒廃する森林問題の課題の同時解決、棚田を守る取組み、東京都でのアグリフォレスト、孤食課題などそれぞれのスキルを活かした素晴らしい発表でした。

高校生の発表というと、「高校生なのにすごいですね~」という事で終わりがちですが、今回ディレクターから私達審査員に言われたのは、「高校生として扱わないでください」ということでした。TEDのように真剣で緊張感のあるプレゼンに対して、私達大人も容赦しないで審査してほしいという意図です。
見ていただくとお判りいただけると思いますが、結構厳しいことをみんな言っています。
テレビなんですご~く編集されるので、私のしゃべりは一回のみですが・・・(笑)
本当はもっといろいろ高校生にコメントしています。

食に対して取り組むべき課題があるという認識をもっていること、それを自分事として解決しようとしていること、必要があれば積極的に調べたり大人の力を借りようとすること、どのチームもこの3点が優れていました。

今回はたった短時間(5分)でプレゼンを発表しなければならなかったので、大きなテーマの話を説明するには難しい部分もあったと思います。まだまだ荒削りの内容もありましたが、今後知見を持った大人が関与することで、具現化していくことができそうなプロジェクトもありました。

 個人的に食と農の専門家としてサポートしてみたいなというプロジェクトもありました。番組が終わりでプロジェクトが終わりではないので、是非今後も後輩たちに繋げていってもらえればと思いました。

 視聴した私の知人や友人からは、高校生がこれだけ真剣に考えていれば食の未来は安心だと思った、こんなに高校生のプレゼン能力が高いとは思わなかったなどのコメントがありました。