６月１５日（月）NHKテレビ「うまい！ いちご並みの甘さ!濃厚な味わいの高糖度トマト〜静岡県〜」でトマト料理を3品ご紹介しました。
アメーラトマトの小山町（御殿場市隣）の農場で撮影が行われました。実は３月下旬に収録は終わっていたのですが、コロナの影響でスタジオ録画部分の収録ができず、OAが６月になりました。
私が長年関わらせていただいているアメーラトマトの秘密を上手にわかりやすくまとめた番組になっていました。高糖度トマトは何故いちごのように甘くなっているのか、その秘密にフォーカスしていたので、なるほど！と合点がいった人が多かったと思います。
加熱して美味しいトマト料理
今回は、特に高糖度トマトの特徴を活かした使い方をご紹介するとともに、「加熱して食べても美味しい」ということをお伝えしたいと思いまして、２品は今回はトマトは生で食べるだけでなく、加熱してもその美味しさはますます広がることをお伝えできたと思います。
特徴を活かす＋食べやすくする
高糖度トマトは糖度が高いのが特徴です。しかし、小ぶりで皮が堅めで味が濃縮されているので、人によっては皮の硬さが気になるという方もおられます。
皮が硬めであることを気にしないですむ、食べやすくすることがポイントになります。
具体的には、スペインのパンコントマテという料理をご紹介しているのですが、トマトの皮ごとすりおろしています。トマトの旨味や栄養は皮の部分にも豊富に含まれているので、丸ごと使うのがベスト。さらに、高糖度トマトは皮が硬いので、柔らかいトマトよりすりおろしが容易なのです。皮の硬さを逆手にとった料理なのです。
野菜はそれぞれ品種や作り方で特徴があります。多くの方々に食べていただくためには、その野菜の特徴を活かすだけでなく、食べやすくする工夫も必要なんです。
栄養をまるごと摂れる工夫
また、トマトに含まれているリコピンというファイトケミカルは、油と一緒に調理したほうが吸収がよいので、３品とも油を使用しています。
リゾットは、へたをくりぬいたトマトを丸ごと炊飯器で炊いています。炊き上がったときに崩すようにへらで混ぜることで、柔らかくなった皮も一緒にいただけるような工夫もしてあります。
高糖度トマトは普通のトマトより糖度が高く甘いので、サラダなどの生食向きと思われていますが、加熱しても美味しいですし、色々な使い方が出来るということのヒントになれば幸いです。
詳しいレシピは番組HPに記載されていますので、ご覧いただければと思います。
https://www.nhk.jp/p/umai/ts/P7R4N8K39M/episode/te/4QMP8K25RP/
また、リゾットと麻辣ダレのレシピは、アメーラの公式サイトにも掲載されています。
http://www.amela.jp/recipe/
他にもアメーラトマトやアメーラルビンズを使ったレシピが紹介されています。