「触れる」「収穫する」「作る」「食べる」ことで、五感をフルに使って食を楽しむワークショップを季節ごとに主催しています。
生産現場と食卓の距離を縮めたい
生産現場や農産物をもっと身近に感じてほしいという願いがあります。
畑で体感したことが、農産物や食への関心が深まっていきます。
今年で3年目の企画ですが、過去には、企業様から受託で、親子参加型のワークショップも開催した経験もあります。
無農薬で多種の野菜を栽培しているベジLife! (我孫子市)様のご協力で開催しています。
次回は2019年11月16日(土曜日)を予定しています。
ワークショップ内容(2019年6月1日)紹介
- 集合
- 説明・注意事項
- 多品目の畑の野菜を見て回る
- 収穫(ブロッコリーなど)
- 定植(オクラの苗植え)
- 片付け作業(ケール)
- ブレイクタイム
- 収穫した野菜を使ったワークショップ
- キャベツの浅漬け(採れたてキャベツをちぎって浅漬けを作る)
- 生春巻き(火を使わないで作る野菜のおつまみ ベジつま)
- パワーサラダ(サラダ野菜の食べ比べ)
- 食事タイム(焼き野菜ほか)
- マルシェタイム(農園の採れたて野菜を購入)
- まとめ
- 解散
参加者の声
- 自然の風を感じ土に触れ、お野菜の香りに気持ちよく、皆様との触れ合いが楽しく素晴らしい時間でした
- ズッキーニのみずみずしさに感激
- 生春巻きを巻いてその場で食べたのがおいしかった
- 苗を植えたり、収穫することで野菜の大切さを感じられて楽しかった
- 最初に土を久しぶりに踏んだ時、気持ちよかったです
- パワーサラダ作りは個性がある野菜とマイルドな野菜と分けて紹介してもらったので、組合せ方が自分なりにできた
- いろいろなバックグラウンドの人達と一緒に過ごせるのが楽しい
- 自分で作ったお土産用の浅漬けが良かった
- すべて美味しかったです 特に焼き野菜が格別でした
料理教室からワークショップに
以前は、畑の料理教室という形で、レシピを配布して皆さんと一緒に作っていました。しかし、レシピを渡すとその通りに作ることが目的となってしまいます。
上手にお料理を作っていただくことが目的ではないのです。
畑で食べる目的は、
- 野菜のおいしさや楽しさに触れていただくこと
- 野菜と一緒に集う人達を通して、自分の五感や食の好みを再発見していただくことです。
いつもお店で購入している野菜と違う畑の野菜に触れることで、理屈や頭でなく野菜を体感していただくことです。
もちろん、おいしく作るコツはお伝えしますが、あとはご自分のやりたいように作ってみることを重視しています。
皆さんすごくいい顔をしているのが印象的です。
ワークショップというスタイルに変更することで、畑でイベントを実施する目的はより鮮明になったと感じています。