同価格で、原価率は下げて、食べやすくして、人気商品に。

猪肉はどうしても供給が不安定なものです。不安定で供給量が少ない肉は割高です。また、ジビエは下処理に時間や手間がかかることが多いので、調理場側は、このメニューは限定的にしか供給できないという課題を抱えていました。
馴染みのないジビエに親しんでもらうためには、食べやすさが必要です。
そこで、ジビエを煮込んだものが上に乗っていただけのものを、同じ価格で
ビビンバ風に改良しました。野菜や卵は地元の新鮮なものを活用して、地域内で連携できるようにしました。今回のリニューアルで、一人当たりの猪肉の使用量が減ったため、原価を抑えるだけでなく、安定的に供給できるようにして、地域内で持続可能な形に改良した結果、提供できるジビエ丼の数も増えました。(君津市 ぽーたる亭)

改良前のジビエ丼

JR車内誌にも掲載

久留里を訪れるツアー客などにも認知されるようになり、JR社内誌「トランヴェール」でも紹介されました。がっつり系のどんぶりから、ビビンバ風にしたことで、幅広い層に食べていただける商品になりました。