2020年3月19日、20日2日間 根岸の古民家「そら塾」にて、みさこ食堂を開きました。2日間予想以上の沢山の方々に来場いただきました。食べ物でお腹を満たすだけでなく、心も満たしたいというのが、私のずっと持ち続けている想いでもあり、それを形にしたのが今回のみさこ食堂です。

自家製鯖の一夜干しと無農薬野菜等の小鉢類

皆が不安な気持ちや閉塞感を感じている


コロナウイルスの影響で、落ち着かない日々を過ごし、多くの方は不安を抱えています。また外出を控えたり、リモートワークでずっと家にいたりして、閉塞感を感じている人が多いことを感じていました。このような状況の中では、健康的な生活を送ること自体が難しくなります。

食の力でお腹と心を満たしたい

食は健康の源。明日への力です。
こんな状況だからこそ、食の力でできること、私にできる事、それはお腹と心を満たす食を提供することではないかと思い、「みさこ食堂」を開催することにしました。もちろんこの時期に開催することがよいのか、本当にお客様が来て下さるかずっと不安もありましたが、安全性に注意を払い、小規模で開催するのであれば可能ではないかと判断して催行しました。
お腹を満たすだけならば、レトルトでも、カップラーメンでも、お惣菜や宅配でもよいと思いますが、こういう事態の時は、癒される食、心を満たす食が、必要になるのではないかと考えました。

たっぷり産直野菜×発酵食品で免疫力アップ

今回は、定食+サイドオーダーというスタイルをとりました。
小鉢には、いつもお世話になっているオーガニック生産者やトップシェフ御用達の生産者さんの旬の野菜や果物をたっぷり使用しました。旬の野菜や果物は抗酸化力が高く、免疫力アップにも繫がります。また、野菜と一緒に発酵食品や発酵調味料などを使うことで、より効果的に免疫力を高めることができるので、メニューはその2つをバランスよく組み立てました。

鶏の自家製味噌漬け焼き

小鉢 ① 畑直送のサラダ 塩麹ハニーマスタードドレッシング、自家製塩レモンとケッパーのポテトサラダ(塩レモンが発酵食)

小鉢 ② ひじきとホウレン草の白和え(醤油、みりん、味噌は発酵調味料)、人参と明太子の炒め煮 (みりんや醤油は発酵調味料)

小鉢 ③ ごぼうとセロリのきんぴら(醤油やナンプラーは発酵調味料)、紫玉ねぎのマリネ (ホンモノのお酢は発酵食品)、塩麹入り卵焼き(塩麹、みりんは発酵調味料)

主菜 ① 自家製鯖の一夜干し焼き  焼き野菜添え または、② 鶏の自家製味噌漬け焼き  焼き野菜添え  

ご飯(つや姫 7分つき)、味噌汁(発酵食品)、いぶりがっこ(発酵食品)

畑直送のサラダ&ポテトサラダ
国産牛すじ肉とビーツの煮込み
(サイドオーダー)
煮アナゴの山かけ 飛騨山椒添え

素材から手作り 

鯖は市場で買ってきてさばいて一夜干ししたものです。味噌漬けは知り合いが作った手作り味噌がベースで作っています。化学調味料や市販のたれなどは一切使わずに、昆布と鰹節で出汁をひいて作っています。(私自身の普段の食生活と同じです)野菜は私がよく知っている畑のものを使っていて、洗って切るというところからスタートしています。保存料や化学調味料に頼らない、添加物が入っているものは極力使わないように心がけています。素材そのものの味がわかるような調理を心掛けています。
なぜこんなに手間暇をかけて作るのか?
美味しいと感じてもらいたいからだけでなく、それは素材そのものを活かしたいし、素材そのものの美味しさを知って欲しいからです。

無農薬の人参の明太子炒め煮

免疫力アップには、食べる環境も重要

免疫力は食べ物だけでなく、メンタルからも影響を受けます。
そら塾は、昭和初期の長屋風の古民家です。そのゆったりとした空間で、誰かとちょっとお喋りしながらご飯をいただくことが、人の心を癒して、免疫力をアップさせていくことにも繫がります。

下町にある昭和初期の三軒長屋の古民家
無農薬のレモンと完熟八朔

当日は、広島県生口島トニーファームの無農薬のレモンや八朔の販売やネパールの手作りのストールやオーガニック紅茶などの販売もありました。

お客様が、嬉しいコメントを沢山くださいました

始めは予約が少なくどうなることか心配していましたが、予約を沢山いただき、無事に終えることができたことに感謝申し上げます。
来場したお客様、テイクアウトしたお客様から直接コメントをいただいたり、書き込みをいただいたり、FBなどでアップしてくださったコメントを掲載します。

・天然の素材に手を加えて、メッセージを乗せて料理にした手料理でした。
 このタイミングで挙行されたことこの事こそがたぶんなメッセージとして
 伝わってきます。ありがたく、ご馳走さまでした。
・食材そのもののエネルギーをさらに引き出した料理に感動。本当に感謝です。
 ご馳走様でした。
・普段味わえない素材の味に感激しました。
・このような状況で何となく、閉塞感がある中、美味しいものを食べる企画を
 してくれてありがとうございます。幸せな時間でした。
・積極的経済活動のためそら塾にてランチ。みさこ食堂、控えめに言って最高で
 した。
・素敵な古民家に集まった皆さんと美味しいお食事をいただき、いつの間にか和
 やかな雰囲気になりました。パワーをいただきました。ご馳走様でした。
・テイクアウトのお料理、すべて美味しく堪能しました。またいただきたいの
 で、今度やる時は是非お知らせください。

「素材そのものの美味しさを伝えたい、引き出したい、感じてもらいたい」という想いがみさこ食堂という形で、お客様に伝わったことを感じられて幸せです。

このような状況下で出来た事、お客様が予想以上に沢山来て下さったこと自体が奇跡のようでした。厳しい状況の中ですが、食の持つ力で人を元気にすることを、できる形で続けていけたらと思います。