コープデリ様のバイヤー、青果担当者向けの研修の最終回は「提案力」をテーマにして講義を行いました。
食の外部化が進み、カット野菜やミールキットが増えていく中で、生鮮野菜の販売方法も工夫を強いられていると思います。

より高い提案力が必要な時代

ただ、POPやイメージ画像やレシピを置いたり、書いたりするだけではお客様はなかなか手に取ってくれない時代になっています。つまりより高い「提案力」が必要な時代になっているのです。
食に対するニーズが多様化して、顧客ニーズも細分化しているので、まず顧客ニーズに対するアンテナを張る事、そしてそれを分析してターゲットに合わせた提案をきめ細かくしてくことが重要だとお伝えしました。また、生鮮野菜の場合は、顧客ニーズだけに目を向けるのではなく、生鮮野菜の食品としての魅力を伝える視点もとても重要です。

提案型商品開発ワーク

提案型販売の優良事例を見ながらそのポイントを説明した後、受講者の皆さんに提案型販売の商品作りのワークを行っていただきました。なかなか面白い案が出たり、具体的な値付けまでできて、より実践に繫げられる形で案を作ることが出来ました。

過去の踏襲ではなく、自分で考える

全5回の研修で、座学と共に毎回ワークショップを取り込みました。一方的に知識を受け取るのではなく、身に付けるためには「自分で考える」ことが重要だと考えています。5回の研修の中で、「伝える」「気付く」「分析する」「解決する」「提案する」といったワークショップを通じて、受け身でなく、自分の頭を柔らかくして、考えてみることに慣れていただいたと思います。
日頃ルーティーン的な仕事に追われたり、なんとなく経験と勘だよりで仕事をしてきた方も多かったようですが、自分の当たり前が当たり前でないこと、自分が顧客視点でなかったことなどに気づいていただいた方が多かったようです。

なぜみかんを食べなくなったのか?
掘り下げて考えてみると・・・

顧客視点を身に付ける

「顧客視点」、「マーケットイン」という言葉があります。
それが重要と言われても、実際にどうやったら顧客視点でモノ事を見れるのか?というと、よくわからないと悩んでしまう方も多いと思います。今回のワークを通して、顧客視点で見るということは、こういうことなんだ、自分は出来ていなかった。。。と気づく方が多くいらっしゃいました。気付きを生むことが、イノベーションの第一歩です。それがこの研修でできたことは、私にとても嬉しいことでした。